Control Towerマネジメント アプライアンスのセットアップ 26
ファイバ チャネル環境の設定
Control Towerは、ファイバ チャネル ストレージへのプロビジョニングとファイバ チャネル ストレージからのブートをサポー
トしています。Control Towerでファイバ チャネル ストレージを使用する場合は、以下のガイドラインに従ってください。
• ファイバ チャネルのファームウェアとサーバのBIOSバージョンは、推奨最小バージョンと同じか、それ以上である
必要があります。ファームウェアとBIOSの推奨最小バージョンについては、「
管理対象コンポーネントのファーム
ウェアの確認と更新」の項を参照してください。
• ローカル ストレージ(Smartアレイ、SAS、またはATA)用のストレージ コントローラは、ファイバ チャネル スト
レージにプロビジョニングする前と、サーバ ブレードを登録した後に無効にする必要があります。Control Towerの
リモート コンソールからローカル ストレージ用のストレージ コントローラを無効にするには、以下の手順に従って
ください。
a. サーバの電源を入れ、システム ブート中にF10キーを押してROMベース セットアップ ユーティリティ
(RBSU)にアクセスします。
b. RBSUで、[PCI Devices]メニューを選択します。
c. ローカル ストレージ コントローラを見つけ、コントローラをdisabledに設定します。
d. ファイバ チャネル コントローラが有効になっていることを確認します。
e. 新しい設定を保存し、RBSUを終了します。
• ファイバ チャネル コントローラを搭載したサーバ上のローカル ストレージにプロビジョニングし、ローカル スト
レージからブートするには、まずファイバ チャネル コントローラを取り外す必要があります。ただし、ProLiant
BL20p G2サーバの場合は、ファイバ チャネル コントローラを取り外さないでください。ローカル ストレージ コン
トローラとファイバ チャネル コントローラを有効のままにし、ファイバ チャネル ボリュームがファイバ チャネル
コントローラに公開されていないことを確認します。
• Control Towerを使用してオペレーティング システムをファイバ チャネル ストレージにインストールする前に、以下
の手順を実行します。
a. ストレージ アレイをセットアップします。
b. 管理対象サーバでブート順序を設定します。
c. スイッチ ゾーニングをセットアップします。
d. 論理ユニット番号(LUN)を作成します。
e. 管理対象サーバでホスト バス アダプタ(HBA)を設定します。
HP BladeSystemでファイバ チャネル ストレージを使用する詳細については、以下の資料を参照してください。
• Linuxについては、HPのWebサイトhttp://h20000.www2.hp.com/bc/docs/support/SupportManual/c00166137/
c00166137.pdf(英語)を参照してください。
• Windowsについては、HPのWebサイトhttp://h20000.www2.hp.com/bc/docs/support/SupportManual/c00099862/
c00099862.pdf(英語)を参照してください。
• ProLiant BL20p G2サーバ用の特定の手順については、HPのWebサイトhttp://h71019.www7.hp.com/ActiveAnswers/
downloads/WP_HP_MSA1000_Boot_SAN.pdf(英語)を参照してください。