
9-4 2003 年 1 月 2 日
撮影のワークフロー
撮影画像の確認
最高の撮影画像を得るために、撮影途中に光の条件を変えなが
らテスト撮影を行い、画像を確認します。また、頻繁にイメー
ジ LCD をチェックしてイメージが正しく撮影・保存されてい
るか確認してください。
撮影中に画像を評価したり、またはクライアントに画像を確認
してもらうため、以下の方法で画像を表示します。
• 画像表示パネルに撮影画像を表示する
• 外部ビデオモニターに撮影画像を表示する(ビデオ モニ
ター使用時にはカメラの画像表示パネルは使用できません)
• カメラからメモリー カードを取り外 し、コンピュータでメ
モリーカードを読み込み、DCS Photo Desk ソフトウェアを使
用して画像を表示する。
画像の転送
撮影が終了したら、画像が保存されたメモリーカードをカメラ
から取り出し、コンピュータに接続されたカード リーダーに挿
入します。DCS Photo Desk ソフトウェアを使用して、画像を開
き、調整します。
• 画像をコンピュータのハードディスクに保存するため、フォ
ルダを作成します。撮影した時間、場所がわかるように、
フォルダの名前を付けます。
• バックアップをとるために、CD または Zip などに画像を保
存します。
画像の編集
画像を JPEG としてカメラに保存すると、どの画像編集アプリ
ケーションでも画像を開いて編集することができます。
カメラには、2 つの編集アプリケーションが付属しています。
これらのアプリケーションを使用すると、DCS 固有の画像編集
機能を拡張できます。各アプリケーションの該当するヘルプを
参照してください。
コダック プロフェッショナル DCS Photo Desk—Raw 形式で保
存された画像を開くことができ、ホワイトバランス、露出補
正、ノイズ除去、シャープネスの設定などを Raw データに対
して適用することができます。各種調整を適用した Raw デー
タを、JPEG、TIFF 形式として書き出すことができます。
コダック プロフェッショナル Extended Range Imaging File
Format Module—ERI JPEG 形式で保存された画像ファイルを開
くことができます。ERI JPEG データの持つ広い色空間、ラ
ティチュードを再現することができ、DCS Photo Desk と同様の
調整を適用できます。